どんなアプリか
交流会やオフ会に行っても、誰に何を話しかければいいか分からないまま、端のほうで飲み物を持って立っている。わたしもは、その最初の30秒だけを解くWebアプリです。幹事が会の名前を入れるとQRコードが出ます。参加者はそれを読んで、呼んでほしい名前と4つの問い(育った町、いまハマっていること、今日ここに来たわけ、最近うれしかった小さいこと)に答えるだけ。30秒で名札ができます。すると、自分と同じ答えを書いた人が一覧の上に並び、「さとうさんも大阪なんですね。どのあたりですか?」のような話しかけるひとことまで出ます。相手の答えに「わたしも」を押すと、相手の画面でも自分が上に上がります。話しかける理由を、話しかける前に相手側へ置ける仕組みです。幹事の画面には、名札を出した人数と「まだ誰とも話していない人の数」が出ます。誰が孤立しているかは幹事にも出さず、数だけを見て声をかけに行けます。アプリのインストールも会員登録もなく、部屋と名札は48時間でまるごと消えます。
できること
- 幹事は会の名前を入れるだけ。QRコードと6文字のコードが出て、スクリーンに映せる
- 参加者はQRを読んでブラウザで名札を書く。インストールも会員登録もメールアドレスもいらない
- 自分と同じ答えの人が上に並び、「さとうさんも大阪なんですね」のような話しかけるひとことが出る
- 「サウナ」「さうな」「サウナ」を同じ答えとして扱う。「東京都」と「京都」は取り違えない
- 幹事の画面に「まだ誰とも話していない人の数」が出る。誰なのかは幹事にも出さない
- 部屋と名札は48時間で自動的に消える。連絡先の交換もメッセージ機能もない
- 通報と非表示ができ、2人から通報された名札は幹事の判断を待たずに自動で隠れる
ほかと何が違うか
人と人をつなぐアプリの多くは、ネット上で見知らぬ人どうしを引き合わせます。それは人数が集まるまで価値が出ません。わたしもは逆で、すでに同じ部屋に集まっている人だけを対象にします。相手を連れてくるのは幹事なので、最初の1部屋から成立します。App Storeで「交流会」「アイスブレイク」「共通点」「自己紹介」「名札」の約220本を調べましたが、その場の参加者全員が答えて互いの共通点を見る型は1本もありませんでした(2026年9月の実測)。つながる場所をアプリの中に作らないのも意図的です。メッセージ機能も連絡先交換もフォローもなく、会員登録もしません。だから出会い目的では使えず、48時間で消えます。「話した」の印は押した本人にしか見えず、幹事に届くのは人数だけ。孤立を数字で拾いながら、誰かを晒さない作りにしました。




