どんなアプリか
ハザードマップの色分けや「浸水深0.5〜3.0m」という数字は、自分ごとになりにくいものです。うちの防災カルテは、その数字を「次女(92cm)の腰まで」「最大3.0mなら、家族全員の頭の上」と、家族の背丈と家の断面図で言い換えます。住所を入れるだけで、洪水・高潮・津波の浸水の深さ、浸水が続く時間、家屋倒壊等氾濫想定区域、土砂災害警戒区域、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率、標高が1枚にまとまります。洪水だけを見ていると高潮の方が深い場所を見落とすので、いちばん深い想定を主役にして出します。危ないと知って終わりにもしません。国土交通省と内閣府が示している考え方をその場所のデータにあてはめて、上の階に移る避難で足りるのか、その場を離れる避難が必要なのかの目安を出します。自宅・学校・実家を並べて比べられ、PDFや画像にして家族に送れます。点数やランクは付けません。「想定なし」は「安全」という意味ではないことを、カルテにも書き出した画像にも必ず載せています。実際の避難は、自治体のハザードマップと避難情報に従ってください。
できること
- 住所を入れると、洪水・高潮・津波・土砂災害・地震・標高が1枚のカルテになる
- 家の断面図に水位の線を引き、家族を実際の身長で並べる。誰のどこまで来るかが分かる
- 上の階に移れば足りるのか、その場を離れる避難が必要なのかの目安を出す(国が示す考え方をあてはめたもの)
- 自宅・学校・実家を1枚に並べて比べ、PDF・画像・文章にして家族に送れる
- 点数やランクは付けない。「想定なし」を「安全」と言い換えない。出典とデータの取得日を明記する
- アカウント登録なし・広告なし・位置情報の権限なし。住所と家族の情報は端末の中だけ
ほかと何が違うか
災害のリスクを調べるアプリは、地図に色を重ねて1地点を見せる形が中心です。うちの防災カルテは地図を主役にしません。家の断面図に水位の線を引き、登録した家族を実際の身長で横に立たせます。決まった体格のイラストではなく「うちの子」で見せるので、3.0mという数字が、誰のどこまで来るのかに変わります。自宅・学校・実家を1枚に並べられること、それをPDFにして離れて暮らす家族に送れることも、調べた範囲ではほかに見当たりませんでした。もうひとつ決めているのは、独自の点数を付けないことです。公的な区分値をそのまま出し、出典とデータの取得日を添えます。国のデータがまだ配信されていない地域では、「想定なし」と言い切らずにそう表示します。




